防水スマホは温泉まで保証しませんよという話。

vermeerblue60000です。よろしくお願いします。

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・自撮り(セルフィー)が人気な理由を探る。

今朝「Sleipnir Start」の「人気トピックス」に入っていたので、投稿したいと思います。「思い出のケータイ」記事ではインカメラが無い機種も有ったよな、という話をしたのですが、昨今は自撮り棒を使った自撮り(セルフィー)が話題になって、ますます人気になっている感があります。歌もできていますからね、セルフィー。

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自撮りが人気になってきた背景としては、高精細化したカメラレンズと、写真加工アプリの機能の豊富さが挙げられると思います。

以前よりも数段画素が細かくなり、美しく写真が撮れるようになったは良いのですが、写らないで欲しい細かいところまで写るようになります。日焼けの跡やシミ・ホクロなど他人に見せたくないところもあるのでしょう。自分の写真を手軽に加工できるツールがあれば、他人に見せづらいところと可愛くみせたいところ、取捨選択して加工することができます。なお、以前のケータイでもスタンプやフレームなどが有りましたが、自分でタッチして自由に加工できるとまではいきませんでした。

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写真を“盛る”という言葉も「プリクラ」や「写真加工ツール」により流行るようになったのかもしれません。“盛る”とは「自分を実際より(数段)良く見せる」という意味のようで、実際にこれらの「ツール」には、目を大きくみせたり、かわいく化粧したり、スタンプを貼ったりフレームをつけたり、本当に様々な効果がつけられます。

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上記記事より引用すると、❝プリを撮る時ぐらいは、好きなモデルや芸能人のような「憧れ」に近づきたいという願望があるんだと思います。❞中高生の場合は、意識の高い子ならするのかもしれませんが、化粧はまだ日常的ではないのかもしれません。また記事中では「赤いリップ」を実際にするという行為は、子供にとっては一大事と分析されていて、子供からすると過剰に思える化粧やイメチェンも自由に試せるという点でも便利なのかもしれません。プリクラや写真といった写真加工ツールの流行は、化粧をしない年齢の中高生や、化粧を試してみるといった視点でも見ることができそうです。

・防水端末は温泉の泉質まで保証しませんよ、という話。

流行している自撮りを露天風呂で試したり、温泉の風呂に持ち込んでスマホを弄ったりするのは、私には少し過剰な気がしますが、いくら防水端末だからといってどんな水でも防げるかというと、そうではないようです。

防水の基準としては

・JIS規格(日本工業規格、法律に基づく日本の国家基準の1つ)

・IP規格(「IEC(国際電気標準会議)で定められる国際規格」)

があり、参考記事によると、両方の規格にはそれほど差が無いようです。

IP規格では、IP「◇◆」と表され、◇が防塵規格、防水規格、1つだけを表す場合片側に「X」が入ります。IPX5なら防水規格だけが5等級ということになります。

IPX5の場合、❝あらゆる方向からの噴流水による影響がない(※1)❞、IPX7の場合、❝一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない(※1)❞を表します。(※1:下記リンク先より引用)

IPX5を満たしていると「完全防水」と表記され、それ以下では「生活防水」と表記されることが多いようです。保護等級4等級以下では水飛沫(みずしぶき)や水滴に対する評価なので、水流、例えば蛇口の下に置かれてしまった「生活防水」スマホは、防水効果を保証できないということになります。

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また、保護等級の文章(英語版)では、水に関しては❝water❞とだけ書かれていますから、想定されるのは「真水・水道水」であり、「海水(塩水)」ではないと思われます。また、水温に対しても取り決めがなく、防水等級の最高等級(9K)に至って水温、水圧の条件が出てきています。

このため、ミネラルや不純物を含む水(海水)や、高温や低温の水(温泉)は保証の範囲外になる可能性があります。ミネラルや不純物は携帯内部に侵入した際に基盤の損傷の原因となる可能性があります。また充電コードやUSBケーブルの接続口が腐食する原因になる場合もあります。保護等級を確認して防水機能を過信しないことも大切なようです。また防水用のゴム製のパッキンも通常何もしない状態でも劣化は進んでいくので、定期的な交換も大事なようですね。

・iPhone7の場合はどうか

iPhone 7の場合、防塵・防水性能がIP67と記載されています。

左の数字が防塵等級で6等級、右の数字が防水等級で7等級でした。防塵等級の6等級では「粉塵が中に入らない」ことを保証するようです。ただ、iPhone7は水濡れによる保証は対象外とされているので過信は危険ですね。ドスパラの保証であれば、iPhoneの水濡れもカバーできるとのことなので、一応紹介しておきます。格安スマホで、端末だけ別途購入して、通信契約だけ結ぶ際に故障時対応ができるようにかけておくといった使い方もできると思うので、検討の価値はあると思います。

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・ハンドソープで洗えるスマホも登場している!?

参考:DIGNO® rafre | スマートフォン(Android スマホ)| 京セラ

今のところ水道水以外にも耐えられるスマホとして、上記のものがありますが、これについても京セラが「洗い方」「使用できるハンドソープの種類」「水流の強さ」など細かく指定しているので完全に防水できる保証はありません。ただ、技術が進歩していけば最終的には海中や湯気の立つ温泉で、問題なく自撮りができる時代もやってくるのかもしれません。防水・防塵機能の進化を見守っていきたいですね。